15. 抜歯後8週間後 - 治療完了

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長かった抜歯治療も、ついに本日で終わり。

前の診察から1ヶ月。

それだけの期間があいただけで、もう歯医者に行くのがおっくうになってしまうものだ。

しかも、今日は「予後の再確認と掃除」と言われていた。

・・・掃除とはつまり、あの恐ろしい「スケーリング」である。

余計行くのが面倒に感じられたが、歯石はきちんと取っておく必要もあるので、腹をくくって歯医者に向かう。

予約時間に待たされることなく、ベテランそうな歯科衛生士さんに名前を呼ばれて診療台に座る。

歯科衛生士さんに確認すると、やはり今日は「お掃除」とのこと。

女性イメージ

あまり痛くないようにお願いします・・・。

と力なくお願いすると、歯科衛生士さんは笑って「わかりました」と言ってくれた。

最後の「お掃除」3本立て

歯科の道具のイメージ

単純に「掃除」と言っても、スケーリングだけではなく、本日は3本立てだった。

  1. エアーフロスで歯間そうじ(塩っぽい味のざらざらした洗浄剤を使用)
  2. スケーリング(ただし前回までにもやっていたので、残っていたところを軽くで済んだ)
  3. ブラッシング(ブラウンの丸いヘッドみたいなやつ+ざらざらっとした歯磨き粉)

一番恐れていたスケーリングが軽くで済んだので良かった・・・。

既にこの治療の間にスケーリングは2度ほどやってもらってすっきりしたかと思っていたが、まだ残っていたのか、施術後は下の前歯の舌触りが変わった。

やはり溜まりやすいのだろう・・・気をつけて歯磨きをせねばである。

先生の最終チェック

そして程なくして先生登場。今日が最後ということで、最終的なチェックを行う。

・・・。

銀歯がひっかかるらしい・・・。

しかし、引っかかる部分をささっとその場で削って終了。良かった。

総評として最後に先生から指導があった。

歯根破折の原因

今回、奥歯が折れてダメになった原因は、もちろん根っこの治療をした死んだ歯であったことはある。

しかし、歯科医によると、

歯科医師イメージ

今回、歯根が折れてしまったのは、歯ぎしりなどで奥歯に負担がかかってしまったのが一番大きな原因ですね。

とのこと。

歯ぎしりなどで他の歯にも同じように負担をかけ続けていると、現在問題のない他の奥歯もいずれダメになってしまう可能性も大きいとのこと。

寝るときにマウスピースなどをするなりして予防したり、定期的に掃除や点検を続けること。これが先生からの指導であった。


およそ2ヶ月に渡る奥歯の抜歯治療はこれにて完了した。

3年半振りに、歯医者の恐怖を思い出した治療であった。

歯は失ったら戻ってこない。

車や家と同じで、やはり定期的にメンテナンスをすること(=歯医者に通うこと)は大事であると、身に染みて学んだ2ヶ月だった。