13. 抜歯後3週間目 - クラウン連結処置開始

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抜歯後1週間目に抜糸に行ってから、2週間目は経過観察とのことで通院はなく、3週間目に歯医者に行くことに。

抜歯して3週間も経つと、歯がなくなった跡の穴も少しずつ肉がついてきて、ご飯粒が穴に入って困ることは殆どなくなっていた。

何より、歯がなくなったことに対する違和感すらもなくなっていて、今までそこに歯があったのを普段の生活では忘れてしまうくらい。

予告なしでガリガリ始まる

さて、前回の説明では、今日は「スケーリング」とは言われてもいたが、あまりはっきりもしなかったので、診療台に座るなり私は、

女性イメージ

今日は何をするんですか?

と、歯科衛生士さんに聞く。

歯科衛生士イメージ

今日はお掃除ですかねー?

と、今回も歯切れの悪い返事。

うーん、大丈夫かい?

先生に聞いてきます、と一旦持ち場を離れた歯科衛生士さんを、持ってきた本を読みながら待つ。

歯医者の口ゆすぎ台のイメージ

程なくして先生が来ると、開口一番こう言った。

歯科医師イメージ

特に違和感もないとのことですので、今日から上の歯(6・7番)の銀歯を繋げる治療をしてしまいましょう。

これは、下の7番がなくなったために、

噛み合わせの歯を失った上の7番が下がってきてしまうので、それを防止するために上の6・7番の銀歯を繋げてしまいましょう

という治療方法。

私の場合は両方とも治療歴のある歯で銀歯が入っていたのでこの治療法が選択出来た。

歯科医師イメージ

神経の残っている歯ですので、銀歯を外すのに痛みがあるといけないので麻酔をします。

と、その場でいきなり麻酔。そして早速がりがり削りだす・・・。

しかし、なかなか銀歯が外れず、顎が外れるかと思うくらいに難儀するハメに!

以前通っていたM歯科(今は廃業)の治療が非常に丁寧だったためか、銀歯がかなりしっかりついていたようだ。

銀歯の下も虫歯がなかったために、なかなか外れなかったとのこと。

M先生は非常に口が悪くて怖かったのだが、やはり技術は一流だったのだなあと再確認・・・。

型を取って終了

5分以上かかって、ようやく上の6・7番の銀歯が取れた。歯科治療の5分は、まさに地獄に匹敵する。

この日は型を取り、仮歯(銀歯が出来るまでに入れる一時的なふた)を入れて終了。

結局、初めに歯科衛生士さんが行っていた「掃除(多分スケーリング)」はなかった。

1週間後にまた予約を入れて、この日は帰宅。

借歯が外れるのを防ぐ為、粘着性のある食品(ガムやキャラメルなど)はその歯で噛まないように指示される。

とは言え、借の歯の間、ガムを一回噛んでいて無意識にその歯で噛んでしまったら、ざらざら感のあるその「借りのフタ」にガムがくっついてしまい、焦ったのであった。