7. 抜歯 - 麻酔が効かない

スポンサーリンク

説明も一通り終わり、「それでは」と、早速診療台が倒される・・・もう後戻りはできない。

抜歯スタート

外れた銀歯

まずは麻酔を打つ。グサッ、グサッと、針が3発。

女性イメージ

(前の歯医者さんは針を刺す前に表面に麻酔液を染みこませたガーゼを入れてくれたのになぁ・・・)

と、思いながら、ひたすら我慢。

歯科衛生士イメージ

じゃ、口をゆすいで麻酔が効くまでお待ち下さいね。

口をゆすいでいる間に、歯科衛生士さんが抗生物質・痛み止め・胃薬持ってきてくれた。

それを飲んだ後は麻酔が効くまでの間、歯の歯石取り(スケーリング)がなされた。

今回のスケーリングは身がよだつほど染みた・・・。前回痛くなかったのは、単に軽めに削っていただけだったのかも?

それから10分程度経っただろうか・・・座って待っていると、先生がやってきた。

いよいよ抜歯である。既に生気なく座っていた体を横に倒される。

引っ張って、引っ張って、引っ張りまくる!!

躊躇なく、先生は奥歯の抜歯に取り掛かった。

早速引っ張るが・・・痛い!即座にストップし、麻酔を足してもらう。

そして再度口を開けさせられ、すぐに引っ張られる感触があり、その後がりがりと嫌な音を聞いた。

うがいをして下さいと、治療台を起こされる。

早くもズキズキしてきた感があるが、終わったのだろうか。

「ついになくなったか・・・」という喪失感と、「終わった・・・」という安心感が入り乱れていた。

しかし、実は折れた根がなかなか取れずにおり、レントゲンで詳しく撮影して場所を確認、ということになった。

取れない歯根に大苦戦

レントゲンの後、席に戻って先生再挑戦。

痛い。泣きそうに痛い。ハンパなく痛い。

ぎゅうぎゅう押されるし、がりがり骨に響く。ほじくって、ほじくって、ほじくりまくっていた。

歯科医師イメージ

はい取れました~!

と、先生の声。取れたらしい・・・。

しかし、この「歯根ほじくり大作戦」のせいで、私の顎の痛みは猛烈に酷くなっていた。

女性イメージ

あの・・・、すごく痛いんですが・・・

と、声を振り絞って訴える。

すぐに麻酔を足してくれた。結局、全部で5回位麻酔を打った事になるが、正直その後も大して効かなかった。

最後は数針縫い終了。とりあえず抜歯は終わったらしい。

余りの痛みで私は涙目になっていた。