2. 自覚症状 - 歯茎に腫れ

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徐々に違和感が大きくなり始めていたある日・・・。

外出中に舌で歯茎をさぐってみると、

女性イメージ

なんだかやけに、歯茎が腫れた感じがあるなぁ。

という、いつもとは明らかに違う感じを覚えた。

帰宅してすぐに鏡でチェックして青ざめた。

なんと歯茎が白く腫れあがっているではないか!

どうやら、膿んでいる模様・・・。

これはまずい・・・。

歯も、指で押すと揺れる。

この日の夜歯磨きをすると、膿が出たのか腫れは引いていた。

ひとまず安心したものの、更に違和感が大きくなってきていた。

さすがに放置は出来ないと、googleで「奥歯 歯茎」と検索してみた。

歯根に膿が溜まる病気

googleを検索すると目に入ったのは「歯根のう胞」という病名。

歯根のう胞

この「歯根のう胞」は、

神経を抜いた歯の根幹にばい菌がつくった膿が出来、それが時々歯茎の外に出る

という・・・ありえない恐ろしさを伴う病気であった。

しかも、まさに今の自分の症状と同じではないか!

(後にレントゲンで歯が折れていたことが判明するが、この時は知る由もなく。)

調べれば調べるほど恐ろしくなってきた私は、ついに腹をくくって歯医者を予約することにした。

しかしアホな私はその時も歯周病を疑わず、

女性イメージ

まだ歯磨き方法がよくないのかな?

と、間食をなくしたり、マウスウォッシュを取り入れたりしていた。

根っこの治療にラバーダムを使った?

神経を取る場合の治療は、治療中に虫歯菌や歯周病菌を完全に遮断して進めなければ、根っこに病気が再発する可能性が高まるらしい。

ラバーダムのイメージ
(cc) photo by Betsssssy

完全にそれらの菌を遮断するには「ラバーダム」という器具を使い、他の歯を覆いながら治療するほうが完治率が上がるそうだ。

しかし保険点数が低く歯医者の仕事に非常に割が合わないそうで、やらない歯科医も多いらしい。

自分のO歯科での治療を思い出してみると、確かにラバーダムというものは使っていなかった。

そもそも「神経を抜く」という作業も、治療台に座っての治療中にいきなり進められたものであった。

ああ、O歯科はやっぱりハズレだったのかな・・・と、落胆。

しかし、過去を嘆いても仕方がない。

一刻も早く治療を開始して、更に他の歯も末永く残るようにしなければならない。